【体験談】男性ホルモン注射をネビドに変えてみた!体の変化と感想

長期持続型男性ホルモン(ネビド)をご存じですか?

FTM当事者の僕も、ネビドの存在を知ったのはここ最近でした。

「男性ホルモンの効果が3ヶ月~半年持続するネビドという注射がある」

「ネビドは持続期間が長いため料金が高い」

なんだそれは...。

僕はちょうど引っ越しをして、今までホルモン注射を打っていた病院が遠くなったため、ネビドに変更することに。

今回は、僕が現在通っている病院の情報や、ネビドに変えたメリットやデメリットなどを紹介します。現段階の記録(1~3回目)も残しておくので、ネビドが気になっている方はぜひ参考にしてください!

東京の性病専門パーソナルクリニック

僕は、「東京の性病専門パーソナルクリニック」というクリニックに通院することにしました。

自宅からのアクセスがよく、病院の評判や口コミもよかったためです。都内でネビドを打てるところを探し、数件ヒットしましたが、とりあえずこの病院に行ってみようと思いました。

以下の点が、実際に行ってみて「よかった」と感じたポイントです。

  • 先生のGIDに関する知識が豊富で、説明がわかりやすい
  • 毎回血液検査を行い、ホルモン値を含め異常がないか確認してくれるため安心できる
  • IT化が進んでいて、予約や検査結果などすべてスマホで確認できる
  • 待合室が個別ブースで仕切られていて、配慮を感じられる
  • 無料ドリンクサービスがある
  • 待合室で充電ができる

僕は、この病院に行きつくまでに、数件の病院を回りました。しかし「先生と合わない...」「質問をしても求めている情報が返ってこない」と思ったことが、多々ありました。

今回のクリニックの先生は、身体のことだけでなく、FTMの生活に関する質問にも丁寧かつ的確に答えてくれるので、大大大大大満足です…!!

※あくまで個人的な意見です。さくらではないです(笑)でも、クリニックのリンクを貼っておきますね!

東京の性病専門 パーソナルヘルスクリニック

長期持続型男性ホルモン(ネビド)について

ネビドの持続期間は、個人差がありますが一般的に約3ヶ月のようです。ネットの情報では「半年持続する」という情報が多かったので、先生に質問したところ「半年という概念は間違いだ。」とのこと…。

「半年持続すればいいのに…残念!」と思いながらも、的確に答えていただいたので、頼もしかったです。こんなの初めて…♡という気分になりました。

ちなみに、僕が通っているクリニックのホルモン注射料金は、1回18,000円(税込)です。…高い。確かに高い(笑)

一般的なホルモン注射と比較すると、わかりやすい...。

規格持続期間料金
125㎎2~3週間1,500~3,000円
250㎎3~4週間
1000㎎3ヶ月18,000円

3ヶ月で4,500~9,000円と考えると、やはり割高。倍以上かかるかもしれませんが、僕は大きなメリットを感じています…!

以下の記事で男性ホルモン注射について詳しく解説しています。詳しく知りたい方はご覧ください。

ネビドに変更したメリット

ネビドに変更してから僕が感じたメリットを紹介します。

  • ホルモン値が短期持続型男性ホルモンと比べて安定する
  • 通院の回数が減ることで、無駄な交通費と時間の削減になる
  • ホルモン値が安定したことで、長年苦しんでいた不眠症が改善された

そもそも僕は、きちんとした男性ホルモン値を知らず、月に一度250mgをなんとなく打っていました。ニキビがひどくなったら、月に一度125mgに変更するなど、めちゃくちゃずさんな管理...。

現在の病院に変えて血液検査をしてみると、ホルモン値があまりにも足りていないことがわかりました。

更年期障害の中に「不眠症」の症状があることも知らず...。今まで「更年期障害を発症していない」と思っていたこと自体が間違いでした。完全に知識不足だった、と反省...。

男性ホルモン注射を打つことによって発生する可能性がある副作用については、以下の記事で詳しく解説しています。

ネビドに変更したデメリット

ネビドに変更してから、僕が感じたデメリット。

  • 金額が高い
  • ホルモン注射が変わったことでニキビが出るようになった

先生によると、ニキビは徐々に落ち着くとのこと。また、ホルモンの種類が変わることで、注射をした箇所がアレルギー反応を起こして赤くなるケースもあるようです。僕は、アレルギーは出ませんでした。

結果的に、料金が少し高いこと以外は、満足しかないです!!!

ネビド【1回目】

ここからは、僕のネビド人生の記録です。

【 2024年6月15日】

まず、ネビドを打つ前の僕のホルモン値…なんと「0.03」(笑)

FTMのテストステロンホルモンの適正値は「5~7」とのこと。

先生に「90歳のおじいちゃんのホルモン値だよ」と言われた僕は、大爆笑。先生の顔をふと見ると、真顔でした。(笑い事じゃない。)こみ上げてくる笑いを我慢し、ニヤニヤしながら先生の話を聞いていました。

でも本当に笑い事ではなく、ホルモン値が低いと骨粗しょう症のリスクなどもあるので、みなさんホルモン値は正常に保ちましょう…。

当たり前ですが、適正値「5~7」を切らないように安定して打ち続けなければダメ、ということでした。

僕は約10年間、1ヶ月に1回ぐらいを目処に打っていました。とはいえ、1ヶ月半から2ヶ月間隔があいてしまうこともしばしば...。つまり、この10年間、絶望的に男性ホルモンが足りていなかったということです。

ネビドでなければ、自己管理できないな…と痛感した次第です。

前の病院の先生は適当で、「ホルモンの適正値もわからない。具合が悪くならなければいいんじゃない?」ぐらいだったので…。でも、あのおじいちゃん先生、嫌いじゃないよ(笑)

ネビドに変えたこともですが、この病院の先生に会えて本当によかったと思っています。健康に生きていけそうです。

ちなみにネビドは、おしりに打っています!今までのホルモン注射は肩に打っていたのですが、ネビドは量が多いため、おしりに打つそうです。

痛みに弱い僕ですが、おしりはそこまで痛くありませんでした。肩の方が全然痛い…!というより、「おしり出したくない」という無駄なプライドはさっさと捨てて、最初からおしりにしておけばよかった…!

20代のころはまだ青かったんだな…(おしりがじゃないよ)今ならおしりをすぐにでも差し出せます。

2~3日間、筋肉痛程度の痛みがあったくらいで、肩より全然マシ...といった感じでした。痛みは個人差が大きいみたいです。

ネビド【2回目】

【2024年7月20日】

ホルモン注射2回目

ネビドを打つ前のホルモン値「5.39」

適正値の「5~7」に入ってる…!!歓喜…!!と思ったのも束の間。先生に「ホルモン値が安定するまで不安定なので、参考にしないように。」と言われました。それでも、なんとなく安堵しました(笑)

3ヶ月に1回のはずのネビドを、なぜ1ヶ月スパンで打ったかというと「ネビドを身体になじませるため」とのこと。ホルモン値が低すぎたことも影響しているのかもしれません。最初はホルモン値を安定させるために、1ヶ月間隔で打つことが多いそうです。

注射は前回と同様、おしりに打ちました。2~3日筋肉痛程度の痛みがありました。

ネビド【3回目】

【 2024年10月12日】

ホルモン注射3回目

ネビドを打つ前のホルモン値「6.56」

前回から学んでいない僕は、適正値の5~7に入ってる…!!歓喜…!!でしたが、前回と同様、先生に「ホルモン値が安定するまで...」とのこと。デジャヴかな?

しかし、次回からホルモン値を参考にできるようで、僕に合う間隔でホルモン注射を進めていこうとのことでした。

ここまで僕が感じた身体の変化。

  • 運動ゼロなのに、なんかがっちりした…?
  • 不眠症改善

不眠症には長年悩まされていたので、本当に歓喜!!

念のため、もう一度言います。不眠症は更年期障害の一種です!みなさんも気をつけてくださいね。

注射は前回と同様、おしりに打ち、その後2~3日筋肉痛のような痛みが続く程度でした。

ネビドに変えて感じたこと

僕は「ネビドに変えてよかった!」と思っています。少し値段は張りますが、毎月1回、ホルモン注射を打ちに行く時間で休日を潰されるストレスから解放されました。

なので、経済的に少しでも余裕がある方や、僕のように月1回注射をきちんと打てていない方にはとてもおすすめです!

また、ホルモン値が安定するので、身体的にもいいと思っています!(今後どうなるかわかりませんが...)特に僕は身体が弱いので、ホルモン値は整えたいな…と(笑)

ちなみに僕は、1~2ヶ月に一度高熱を出すほどのザコキャラです。SRS手術を受けたり、ホルモン注射をしたりしているのが、免疫力に関係しているかどうかはわかりません。この辺りも含めて、引き続き記録を残していきたいと思います。

過去10年間、ホルモン注射を適当に打っていた僕が言えることではないですが、FTMの方には、短期・長期のホルモン注射問わず、きちんと知識を持った先生のもと、ホルモン値をチェックしてほしいと感じました。

僕は、30歳から身体が弱まる一方だと勝手に思っていたので、30代を機に病院や注射を変えてよかったと思っています。

また、30代に突入し、ハゲも気になってきており…。僕の通っている病院ではAGA治療も実施してくれるとのこと。治療を始めたら、別の記事でハゲ報告します!